春蘭の育て方
◆置場所◆
基本的に凍らなければ、温室がなくても年中戸外で栽培できます。午前中にしっかり採光でき、午後からは陰る風通しのよい半日陰が理想的。スダレな
どを用いて半日陰を作ってあげてもよいでしょう。
◆水遣り◆
表面の土が乾いたら鉢底から水が抜けるくらいタップリあげます。夏は日中の温度上昇による土中の蒸れを防ぐため、涼しくなる夕方以降に。 夏以外
は午前中に潅水します。
◆植替え◆
硬質の鹿沼土を主体に底から大→中→小粒といった感じで植え込みます。寒蘭は大きめの鉢でゆったりと、蕙蘭は小さめの鉢でキチキチと植え込むと成績もよく花付きも良いようです。 春か秋のお彼岸を目安に、2年おきに植え替えてあげましょう。
◆肥料◆
成長期の春と秋に置肥・液肥の両方を施すのが理想的。慣れないうちはゆっくりと効き、根傷みの少ない置肥だけでも施してあげましょう。